マンション売却に消費税はかかる?増税前のほうが得?

マンション売却時に消費税はかかるのか?売却する方が事業者ではなく個人の場合マンション売却そのものには消費税は課税されません。ただし、仲介業者への仲介手数料には課税されます。それでは増税前のほうが手数料分得ではないか?そう単純ではありません。整理して説明しますと、まず土地の売却ですが土地に関しては個人、事業主にかかわらず非課税となります。次に建物の売却ですが、先述したとおり事業者にはかかりますが個人には課税されません。国税庁によると消費税の課税対象は「国内において事業者が事業として対価を得て行う資産の譲渡等」と規定されています。そのため個人には課税されません。次に仲介手数料ですが、【建物価格】×3.15%+63,000円=【手数料】で計算されこの全額に課税されます。そのため増税前のほうが得のように思ってしまいますが金額的には大きくありません。
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例で示すと、建物価格2000万と仮定
増税前【手数料】=(2000万円×3.15%+63,000円)×1.08=748,440円
増税後【手数料】=(2000万円×3.15%+63,000円)×1.10=762,300円

となりその差わずか13,860円となり増税するからといって急いでマンションを売却する必要性はないかと思われます。しかし、ここまでは売却側の課税の話です。これが買主側になるとどうでしょう。買主側が支払う住宅ローン手数料、保証料、登記費用等に消費税が課税されます。そして、手数料だけではなく住替えのための準備費用等にも課税されるため増税の影響は売却側より買主側のほうが大きいといえます。事実5%から8%に増税されたときもマンション販売実績が前年同月比40%減となりその後も前年比で減少が続きました。つまり、マンション売却に関し消費税の影響は売却側は費用的には少ないが買主側への影響(心理的な面も含め)が大きいため増税前に売却する方が駆け込み需要により売却を有利に行える可能性が高いと言えます。

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